top of page
  • 2月18日
  • 読了時間: 2分


AKB型と乃木坂型が示す、組織の持続性の違い


日本のアイドルグループには、AKB48と乃木坂46という対照的な存在があります。

この2つのグループは、実は「組織のあり方」を考えるうえで非常に示唆に富んでいます。


AKB型:競争原理で個を際立たせる組織


AKBは総選挙という仕組みを通じて、「誰がセンターになるか」という競争を前面に押し出しました。

  • 相手に勝つ

  • 自分の優位性をアピールする

  • 個の魅力でファンを獲得する


こうした“個の連鎖”が組織を動かす原動力になっていました。


乃木坂型:協調原理で組織として魅せる組織


一方で乃木坂は、AKBの対抗軸として結成されながらも、「個の主張」ではなく「グループとしての美学」を追求しました。

  • 調和

  • 一体感

  • 組織としての世界観


この“組織の魅力”がファンを惹きつけ、結果として長期的な支持につながりました。


企業の人材育成も同じ構造を辿った


2010年前後、多くの企業が「次期経営者候補の選抜方式」を導入しました。

しかしその結果は、AKB型と同じ構造を生みました。

  • 個の主張が強くなる

  • 他者を引きずり下ろす行動が増える

  • 組織全体の調和が失われる

  • 優秀な人材が離脱する


これは、結果として大企業の成長を止める要因の一つになったと感じています。


個のハッピー”だけでは組織は続かない


AKB型は「個とそのファン」の幸福を最大化するモデルでした。

しかし、組織が永続的に成長するためには、それだけでは不十分です。


近江商人の「三方よし」に通じるように、個・組織・社会(顧客)の三者が調和して初めて、持続的な成長が生まれる。


私は、「自分が良ければいい」「自分のファンさえ良ければいい」では、組織開発は成立しないと考えています。


乃木坂型の“協調と調和”こそ、これからの組織開発の鍵


競争が悪いわけではありません。ただし、競争“だけ”では組織は長続きしません。

  • 個の魅力

  • 組織の魅力

  • 社会への価値

この3つが揃って初めて、組織は持続的に成長していきます。


乃木坂型の「組織としての美学」をどう企業に取り入れるか。

これが、これからの組織開発の大きなテーマになると感じています。

コメント


bottom of page