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2000年以降、企業の人事部門はアウトソーシングによる分業が進み、採用・労務・教育・制度設計といった機能が細かく分断されていきました。

その結果、経営資源である「人材」を軸にした中長期の戦略を描ける人事担当者が、企業の中から徐々に姿を消していったように感じます。


しかし今後、日本の企業、特に中小企業にとっては、会社の成長を下支えする「人財」の戦略がこれまで以上に重要になると考えます。

制度を整えるだけではなく、社員の変化に気づき、現場の声を拾い、未来に向けて組織を育てていく視点が求められます。


外部人事として企業を支援する中で、私は制度設計や労務対応だけでなく、その企業の中に「人事の視点を持つ人」を育てることこそが、本当の支援だと考えています。


外部の人事担当者は、あくまで“支援者”であり、企業の中で人を見つめ、育て、活かしていく主役は、その会社の中にいる人事担当者です。


制度は整えて終わりではありません。

それを運用し、社員の声に耳を傾け、組織の変化を受け止めながら未来を描ける人が社内に育つことこそが、企業の持続性を支える力になります。


外から支える人事の役割は、その企業の中に「人を大切にする文化」と「人事の視点」を根づかせること。

そして、企業の未来を担う人事担当者が育つ環境を整えることだと感じています。


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